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花輪理事長の独り言

花輪理事長の独り言(第13報)

今日は埼玉県庁内の県議会議事堂を訪ね、自由民主党議員団の団長様と幹事長様に『埼玉県医師育成奨学金』に関する要望をさせていただきました。
今回も県北の議員様、地元の新井、阿佐美議員様と埼玉県医師会副会長の丸木先生に御同席いただきました。

今回の『奨学金返済免除指定病院の変更』のみならず、医師の地域偏在の要因についても、現場・当事者としてのお話しをさせていただきました。
今後、民主主義のルールに則って、現状にそくした改善がなされる事を期待しております。


花輪理事長の独り言(第12報)※秩父夜祭り

秩父夜祭(12月2日が宵宮、12月3日が大祭)が3年ぶりに開催されました。今年は秩父メディカルフィットネスで職員、最近着任された研修医の先生方と見学しました。当院の大野副院長も上町屋台の囃子手で参加されていました。

 

大野先生(上町屋台囃子手)

フィットネス2階ジムより

目の前でギリ回し

フィットネス屋上からの花火

フィットネス外観


花輪理事長の独り言(第11報)

Yahooニュース(埼玉新聞)に知事への要望の記事が載りました。


花輪理事長の独り言(第十報)

埼玉県知事、議長様への要望、今日の毎日新聞の朝刊に載りました。

振り返って、12年前に私が秩父郡市医師会長であった時期にすでに、埼玉県医師会と県保健医療部に『地域の医師不足に対する思案』を提言して、審議検討をお願いしていました。
医師の地域偏在・診療科偏在については、学会等で何度か発信をしています。
これらは、今回、資料として知事等に提出しました。

今回の奨学金制度についても、3年前の『秩父医療協議会』で、奨学金返済免除指定病院が、公的公立病院に限ること、に納得出来ず、県に回答を求めていました。
理由は以下のものです。

1.この制度は、条例・規則を制定して運営している
2.その原資は埼玉県全体の税金で賄われている
3.公的医療機関は地域を担う中心的存在である
4.不採算医療を担っている

私はこの時点で、今回の様な県への要望を検討しましたが、コロナ禍等て、果たされませんでした。

今回、5月以来、全県的に多くの医療機関の先生方に電話でご意見を伺い、その全員の42施設から賛同をいただき、「埼玉県の地域医療を守る会・仮称」を立ち上げました。電話での感触と結果から、まだまだ多くの医療機関の賛同が得られると確信しています。


花輪理事長の独り言(第九報)

今後の私の仕事の一つ『地域医療現場から埼玉県への提言』について報告します。

2022年11月25日
埼玉県知事および埼玉県議会議長に42医療機関の賛同書を添えて、以下の要望を行いました。
同席者は要望にご理解、支援いただいている6名の県会議員様、賛同者を代表して本庄市児玉郡医師会長の鈴木和喜先生、埼玉県医師会副会長の丸木雄一先生と私の9名です。

埼玉県の地域医療における医師確保政策についての要望
『埼玉県医師育成奨学金制度』における返済免除指定病院の要件変更について
埼玉県の医師確保対策である医師育成奨学金制度における奨学金免除要件は、医師免除取得後、埼玉県内の医師不足地域の公的公立病院での9年間の勤務と定められておりますが、本要件の変更を要望致します。

要望内容

1.民間病院においても下記の内、一項でも満たせば「奨学金免除指定病院」とすること

①協力型臨床研修病院であること
②日本専門医機構が指定する19領域の関  連病院又は協力病院であること
③救急告示病院であること
④一定数以上の分娩実施施設(診療所を含む、知事が指定した施設)であること
⑤その他、知事が指定した病院であること

※上記要件を満たさなくなった場合は指定解除とすること
※随時見直しを行うこと

2.特定地域について

特定地域は、将来的には、生活圏、医療機能分担等を配慮し決定すること

要望理由

①民間病院においても不採算医療と言える地域の救急医療や若手医師教育等、中核的機能を担っている病院もあるため
②奨学金対象者の地域医療の実践とその後の地域定着には、モチベーションが極めて重要であり、指導体制と専門医の取得等に十分配慮する必要がある。彼らにとって選択できる、魅力ある医療機関が少しでも多いことが望まれるため
③医師の地域偏在・診療科偏在の解消には様々な要因を検討する必要があり、本奨学金制度も地域の実情に即した施策が必須であるため

地域医療においても、公民間の役割分担は必要であるが、現状を直視した時、地域医療を守る上で、公民の差別は決してあってはならないと考えます。

以上
本要望に、ご賛同頂いた方々の賛同書を添えて提出致します。
埼玉県の地域医療を守る会
代表 花輪 峰夫

 


花輪理事長の独り言(第八報)管外への転院搬送の現状(講演)

令和4年11月1日に秩父広域市町村圏組合議会議員の研修会にお呼び頂き、講演をさせていただきました。1市4町の議員様にも参加して頂き多くの方々に私の話を聞いていただいたことは、大変名誉なことでありました。お骨折り頂いた、木村議長様はじめ、事務局の方々、参加頂いた議員様に感謝申し上げます。講演内容はこちらをクリックしてください。(PDFファイル)

講演内容:管外への転院搬送の現状、及び、地域医療の課題(令和4年11月1日秩父市役所4階)

補足資料

令和2年度「知って得する健康講座」大腸がん検診のススメ-あなたを救い家族を守るがん検診-(動画)

ABC検診 (リンクをクリックするとPDFが開きます。2MB)

中学生ピロリ菌 検査 と除菌治療 自治体向けマニュアル_221028_121928
(リンクをクリックするとPDFが開きます。1.2MB)


秩父広域市町村圏組合議会議員の研修会

①令和2年度「知って得する健康講座」大腸がん検診のススメ-あなたを救い家族を守るがん検診-

 

ABC検診 (リンクをクリックするとPDFが開きます。2MB)

 

中学生ピロリ菌 検査 と除菌治療 自治体向けマニュアル_221028_121928
(リンクをクリックするとPDFが開きます。1.2MB)


花輪の独り言(第七報)前へ

今後の仕事、私の医者としての宿題、『進行がんの撲滅』『地域の医師確保』半年間、精一杯やってきたつもりです。一市四町の首長様、議員様達に、医師会の仲間達に、直接お話しさせて頂いたり、メールや電話等で、私の思いをお話しして来ました。
又、埼玉県には、保健医療部のお役人様達に、地域医療の現場の医師としての私の考え、さらに、若手医師の希望や考え等を、正面から伝えさせて頂きました。
地域の医師確保は、秩父地域の問題を言っているのではありません。全国の地域医療の話です。『埼玉県医師育成奨学金返済免除指定病院』を一つの例として、地方行政をあずかる方達の、地域医療に対する根本的無知を指摘たいと思います。
『公民の差別』もその一つです。
埼玉県は全国で10万人当たりの医師数が最低です。又、県内で医師数の地域格差があります。このため、埼玉県は医師確保のため、上記の奨学金制度を作りました。これは、医師になってから9年間、県内の『医師不足地域』例えば、秩父、熊谷、本庄等の公的公立病院に勤務すれば、奨学金の返済を免除する、と言う制度です。
幸い、知事様にも私の思いを直接お話しする事も出来ました。私の
『埼玉県医師奨学金についての提言』は、一定の条件を満たせば、民間病院での勤務でも、免除指定病院とする、と言うものです。
賛同者(医療機関)は40名を超えました。私は多くの院長、理事長先生方にお電話をしましたが、実にご理解を頂いた全ての先生が、賛同書を送って下さいました。さらに、賛同者を募ってくださった先生もおられました。ありがたいことでした。県医師会長様も同じ思いである事を確認しました。
皆様が同じ思いを持っている事を知りました。これが普通の事なのに、何処が、何かがおかしいのです。
さて、進行がんの撲滅ですが、医学的には可能です。検診の充実、受診率の向上が必須ですが、未だに医学の進歩を無視した古い検診が行われています。
しかし、議員様はじめ、多くの方々が関心を持ちはじめている実感があります。
良い方向に進んで行くに違いありません。
市、県議会に期待申し上げます。
今日も、透き通った空気、世界です。
明日、宿題をやりに、シングルハンドでかえります。
賛同いただいた先生方に心より御礼申し上げます。
公民の差別の撤廃、古い制度への執着等、全国に広がる事をお願っております。

花輪の独り言(第六報)胃がんについて

今回は『胃がん検診』についお話ししますが、その前に現在多くの自治体で行われている国の『がん検診の指針』にそった検診(既にお話ししている、肺、胃、大腸、子宮頸がん、乳がん)の問題点を指摘しておきます。
●受信率が低い
●検査精度が低い
●苦痛を伴う検査もある
●医学の進歩から遅れている
●同じ人しか受けない
●費用対効果が適切でない
●啓蒙が足りない
●多くの人か、癌の実体を知らない
●国民に癌に対する危機感がない
今、日本中が新型コロナに恐れおののいています。
私は今こそチャンスと思っています。このコロナに対する危機感は、そのままコロナより病気として何百倍、何千倍も怖い『癌』に向けるチャンスと本気で思っています。
私はコロナは災害であり、このコロナ禍の3年間は、『有事の期間』であると思っています。国民は『自分や家族の健康』に『平時』には抱かない関心を持つようになりました。
だから、今がチャンスなのです。
『転んでもただでは起きない』
負け惜しみでしょうか?
以下に、7年前に秩父病院の臨床研究として行った、胃がん検診(ABC検診)の中間報告を、平成29年(2017 年)の第117 回日本外科学会定期学術集会で、当院の大野哲郎外科部長が発表したものを発信します。
詳しい内容(全編)は、こちらから 秩父地域における胃がんリスク(ABC)検診
※高崎市のABC検診実施状況、全国の実施自治体、秩父病院臨床試験概要、胃がん撲滅を目指して等

花輪の独り言(第五報)がん検診について

朝の散歩で、また宇宙庵まで行きました。何故か何時もより、犬の散歩の人たちが多い、しかも大型犬やレトリバーが目につく。
それでも、『私の今後の仕事』歩きながら整理できました。
この3ヶ月、多くの人に私の『思い』を伝えてきました。
埼玉県保健医療部をかわきりに、首長様達、秩父市行政の方達、県会.市会.町会議員の方々
保健所長様、埼玉県医師会長はじめ理事、埼玉医科大学理事長はじめ3病院長、懇意にして頂いている教授達、秩父医師会長はじめ役員.会員達。
もちろん、それぞれの組織の全ての方々ではありませんか、個々に出来るだけ
丁寧にお伝えしたつもりでもです。
当院の職員には院内グループメールで、幹部たちには、同志として、私の考えを伝えました。
埼玉医大のweb医療連携会では、連携病院としての立場から、私の思いと、大学への期待を話しました。
また、フェイスブックで友達となった方々の何人かにも、私の思いをメッセンジャーで伝えました。
『公と民の差別』については、医者不足地域等の民間病院の院長先生達に、直接電話で私の考えをお話しし、17施設の院長先生から賛同を頂きました。
さて、そろそろ次に進もうと思います。
秩父地域の『がん検診』については、見直しが絶対に必要と思っています。
もう一度お伝えします。
●日本人の二人に一人は癌になります
●日本人の死因のトップは癌です
●早期発見すれば癌ではまず死にません
ですから、検診が重要なのです。
私は医者ですから、これからの仕事
『進行癌の撲滅』
『地域の医師確保と若手医師の教育』
『健康寿命の延長』は喜んでやりたいと思っています。
ただ、『こんな大それた事を、田舎の一外科医に出来る訳ない』が本音です。
これをやるべきは、
国であり、行政であり、政治家でありましょう。医療者は、専門家として、ありのままの現状を伝える事しか出来ません。皆様はどう思われますか?
まだまだ医療の現状を発信してまいります。
今回は、当院の大野哲郎副院長の秩父おもてなしTV『大腸がん検診のススメ』を
ご覧頂きたいと思います。
大野哲郎副院長の秩父おもてなしTV『大腸がん検診のススメ』

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プロフィール
秩父病院理事長 花輪 峰夫

秩父病院理事長 花輪 峰夫

人と人との触れ合い医療を実践し、患者さんから信頼され、スタッフが気概を持って、地域に貢献できる病院を目指します。

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