人と人との触れ合い医療を実践し、患者さんから信頼され、スタッフが気概を持って、地域に貢献できる病院を目指します。医療法人花仁会 秩父病院

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花輪理事長の独り言

久しぶりの雲海

新年初滑り

新年初滑り、年末と打って変わり、快晴、快適でした。
富士山も南西方向、遠くに眺めることが出来ました。

アトムと三峰山へ

昨年の11月、アトムと目指し、途中でリタイアした三峰山、リベンジして来ました。
箱根駅伝の山登りに合わせて、青学が芦ノ湖にゴールした時、山門に着きました。
参拝者の行列が長く、時間がかかりそうなので、帰りの安全を考え、本殿参拝はせず、山門に参拝、慎重に、慎重に下山しました。
ところが、本流にかかる赤い太鼓橋のたもとの看板に、二つの注意書きがあるのに気付きました。
一つは、熊のイラスト、熊出没注意。
もう一つは、なんと『ペット入山ダメ?』
気が付きませんでした。
『三峰神社様、御免なさい』

新年明けましておめでとう御座います。

新年明けましておめでとう御座います。
昨年は自分にとって、少々試練の年でありました。
儘ならぬこと六、良かったこと四でしたでしょうか。
ニ年越しの埼玉県知事への、『埼玉県医師育成奨学金制度返済免除指定病院の変更』
つまり、『公民の差別』
世間の認識は、確実に変わって来ているのに、埼玉県は
進まぬどころか、地域医療に、まったく危機感も関心すらも無き様子、怒りと言うより、悲嘆でありました。
引き続き、『至誠通天』を信じ、新しい年を貫くつもりです。
闘病は苦、治癒は喜、の旧年でありました。
しかし、『がん死の撲滅を目指す会』がNPO法人『Cancer.Stage0』となり、具体的活動が始まったことは、新年から未来へ繋がる希望となりました。
ミューズパークの展望台から見る元旦の空気、快晴・北風やや強し、間違いなく、北は雪、駿河湾は西強風、船は無謀、スキーしかありません!^_^
萎えた筋力、アトムが回復してくれました♪
本年が良い年でありますように願います。

読売新聞朝刊・産経新聞に取り上げられました。

読売新聞朝刊

産経新聞
加速する高齢化、救急態勢見直し…地方が悲鳴を上げる「医師の偏在」の実態

医師偏在問題と地域医療の未来:即効性ある改革の必要性

今日の読売新聞の朝刊、3面の社説の隣に大きく『国の医師偏在対策の記事』が載っていました。
患者を診察する私の写真、76歳理事長再登板、『医師確保に努めてきたが限界』と紹介されました。

医師偏在対策のポイント(略)

規制
1、診療所が多い地域で新たに開業する医師に医師不足地域で土日の診療にあたることなどを要請
2、公立病院などの院長になる要件に、医師
が少ない地域ての1年以上の勤務経験を課す

支援
都道府県が対策を重点的に進める医師不足地域を定め、働く医師の手当を倍増

私の意見
まったく医師偏在を来した本質が分かっていない、実効性、即効性が無いと思います。
規制2、を見れば歴然。浮世離れしている(笑うしか無い、笑)

ただ、日本の医療の危機を認識し、検討を始めたこと、遅きに失しているが、一歩前進したことは評価です。
インセンティブが必要なことはその通りです。言葉は悪いですが、『飴と鞭』、規制と支援、は必要でしょう。
医師が医師不足地域に行きやすい環境と体制、法令、規則を作ることは大事なことです。

しかし、即効性から言えば、現行の規則の見直し、地域の現状と環境に柔軟に対応する改善こそが、今は必要です。
地方は症例が少なく、都市部の病院に医師は流れると、分かったようなことを言う人もいますが、そんなことはありません。

医師不足地域の病院では、医師一人の扱う患者数は多く、医者あまりの都市部の病院の比ではありません。どんなにか地方の方が勉強になります。
地域では、最新医療がまなべないと言う人がいますが、若手の修練中の医師は、まず医療の基本を学ばなけば、良い臨床医には、絶対になれません。
修練の基本は『守破離』でしょう。

医師にとって、何が魅力なのか、どうすれば、医師自らが地域に行くのか、きめ細かな現状の規則の見直しが必要です。
埼玉県医師育成奨学金制度について言えば、現状で唯一実効性、即効性のある制度ですが、返済免除要件に欠陥があります。
返済免除指定病院は、本来なら、公民の別なく、若手医師にとって魅力的な病院とすべきです。この制度の目的、役割を果たせていまん。
更に、不足診療科の見直し、変更も必須です。

全国的にも、消化器・一般外科は今や絶滅危惧種です。
美容形成外科に偏り過ぎでは、日本の医療は完全に崩壊します。

早朝な秩父の朝焼け、少し不気味?

埼玉県医師育成奨学金制度の見直しを求めて

すでに、2年を過ぎてしまいましたが、私が代表を務めていた『埼玉県の地域医療を守る会』から、賛同医療機関の同意書を添付し、埼玉県知事、議長への要望、未だ回答はいただいておりません。

要望は『埼玉県医師育成奨学金の返済免除要件の変更』です。

奨学金対象者は埼玉県内の医師不足地域の公的公立病院で一定期間(多くは初期研修期間の2年を除いて7年)を勤務すること(義務年限)が免除要件ですが、民間病院での勤務は対象外です。
このため、この奨学金制度は、『医師不足地域に医師を派遣し、地域医療を守る』と言う本来の目的を充分に果たせていないと、私は考えています。

私どもは、『修練中の医師にとって魅力的であり、義務年限後も長く地域に留まり地域医療を支えてくれるであろう条件』を提示し、これを満たせば、『民間病院の勤務でも奨学金の返済免除』となることを要望しています。

秩父郡市1市4町の首長、埼玉県医師会からの同様の趣旨の要望も同様に回答はまだです。
更に、医師不足地域への医師派遣を条件に、誘致予定であった順天堂大学病院の開院も白紙となりました。

今や医師の偏在による地域医療の危機は全国的な問題であり、

先日、国はやっと検討会を開きました。
遅きに失した感はありますが、一歩踏み出したことは確かです。

私は、要望後の2年間の埼玉県や知事の、私どもの要望に対する対応に、不安と疑念を感じざるをえません。

私どもの要望は、地域医療の崩壊を防ぐための、今できる最も有効な対策の一つであると、私の53年間の医師人生をかけて訴えさせていただきます。
大野知事様の政治家としての良識と、人としての正義を信じております。

Cancer.Stage0は『無料大腸がん検診』イベントを実施しました。

今日、NPO法人Cancer.Stage0の2度目のイベント活動、『無料大腸がん検診』を公園橋ベルク(秩父)で行ないました。

秋晴れの中、80名の申し込みがありました。

今回は看護師5名と法人スタッフに加えて、ボランティアの方にも加わっていただき、より丁寧な案内や説明もでき、啓蒙・啓発と言う意味でも満足の行くイベントとなりました。

これも一重に、株式会社ベルク様のご理解ご協力のお陰であります。心より御礼申し上げます。

【11月17日】公園橋ベルク、無料大腸がん検診のご案内

公園橋ベルク、無料大腸がん検診のご案内

場所:
ベルク公園橋店 正面入り口・マツモトキヨシ前
日時:
11月17日(日) 11時~14時
対象 :
40歳以上の方。150人限定
直近1年間に同検査を受けていない方
申し込み後1カ月以内に郵送可能な方
看護師が丁寧に説明します!

NPO法人Cancer.Stage 0 2回目のイベント活動の予定報告

NPO法人Cancer.Stage 0
10月のみやのかわナイトバザールに続いて
2回目 のイベント活動の予定報告

日時 11月17日 日曜日 11時〜14時
場所 ベルク公園橋店 (秩父)
内容 大腸がん(便潜血検査)無料検診
   検体(採取便)、検査結果は郵送
            ※150人まで
対象 40歳以上 直近1年間に同検査を受
   けていない方。申し込み後1ヶ月以
   内に検体を郵送可能な方

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