
当院は、花輸吉夫が昭和12年に3代目院長として就任して以来、昭和40年に救急告示病院になり、現在に至るまで「救急は医療の原点」という理念に基づき、一貫して救急医療にカを注いで来ました。
秩父地域の二次救急医療は毎日の夜間の救急診療を二次救急病院が輪番で担当する体制がとられでいます。
救急医療を実践することは、スタッフの確保や運営上大変なことではありますが、秩父の救急医療体制を維持するため、職員が一丸となって懸命に努めています。

新病院にはヘリポートを併設しました。
これにより、ドクターヘリによる、より迅速、安全な患者搬送が可能となりました。
当院の救急車による患者さんの受け入れは年間約499件(令和5年度)であります。
また当院より大学病院等の管外の高次医療機関への救急車による転送は39件(令和5年度)であります。
できうる限り当院で対処することが理想でありますが、対処不能の場合は管外の専門医療機関と連携を密にし、積極的に紹介、転院転送を行っています。
このように管外の高次医療機関との連携も、二次救急病院としての当院の大きな役割となっています。