感想文

2018年9月

1か月間大変お世話になりました。
私は外来診療をメインに今回研修をさせていただきました。小児から高齢者まで、内科外科問わず幅広く患者さんを診察することが出来ました。普段の研修病院の当直では、研修医は内科救急外来という形で当直することが多く、今回ちょっとしたケガの処置などの小外科を多く経験することが出来、大変有意義でした。

また、私は消化器・一般外科はこれまでローテートしておらず今回初の研修でした。先生方が毎日多くの手術をされていることに驚くと同時に、自分たちの持つ技術で日々地域の患者さんを治療していることに非常に感銘を受けました。麻酔・挿管は数多く経験させていただきました。これまで挿管・抜管には苦手意識を持っていましたが、多少なりとも払拭され、大きな収穫です。

近隣のその他の地域病院にも行かせていただきました。往診など、地域を支えている活動を見学出来、とても印象に残っています。 私は来年以降眼科を専攻しようと決めた状態で、今回研修に来ました。院長先生を始め、秩父病院の先生方は自分たちの専門領域を中心に、非常に幅広い臨床力を有しておられ、まさに地域医療の担い手であると思いました。私の医師としての自覚を再確認する絶好の機会となりました。

私は秩父から車で1時間圏内の、東京都青梅市の出身です。秩父という町が持つ雰囲気は、青梅と非常に近いものがあり、懐かしい気持ちで1か月間過ごすことが出来ました。 秩父のおいしいご飯にも数多く連れて行っていただき、本当に感謝しております。 ありがとうございました。